おれがあいつであいつがおれで

イーグルスがファイターズに2-1で勝ったのを見届け、
自宅にTELしてスコアを確認して。

ふとチャンネルを合わせたらBSNHKで尾道三部作の一本目「転校生」をやっているではないか。

児童文学の名作を小林聡美、尾身としのりの名演と尾道の風情などをふんだんに織り込みながら作ったこの作品は間違いなく日本映画界に生き続けると思う。

序盤と終盤の「ある!」「ない!」、
ラストの「さよならオレ!」「さよならあたし!」に続いて一夫が8ミリを構え、一美がそのフレームの中で最初は寂しそうに後ろを向き、振り切ったようにスキップをしてまた一夫の方に振り返るシーン。
名シーンにはこと欠かない。

で。
大林監督は長野市内をロケ地にして近年に映画を撮っているが。

“長野三部作”はあるのだろうか?  


Posted by zuky. at 2012年06月26日23:59